石垣島のいろいろ～観察

仕事の合間に有孔虫の断面を作った！！
結構大変な作業で、何個か無くしたし

まず小さくて掴めないのでヤスリで削れないさｗ
それでやってみたのが、「硬い物で挟んでそれごと削る」って方法です
光学顕微鏡で葉の断面を観察する時も「硬い物で挟んでそれごと薄く切る」って方法があります、それに似てます

まず丸い爪楊枝二本をを平面が出るようにけずり四角にして、それで有孔虫を挟みます
爪楊枝からはみ出た部分を800番1000番2000番で磨きました
割り箸でやったら簡単よｗあとから気づいたさｗ
木って濡らしたら柔らかくなるから、水で濡れた割り箸で有孔虫を挟んでしばらく乾かしたら隙間が無くなってぴったり挟まるよー

今回中身を見たのは、有孔虫の仲間の「太陽の砂(カルカリナ)」といわれてるもので、こんな感じのやつです
地図記号の工場のマークに、、、、間違えたｗ太陽に似てますね
結構大きく2 mmぐらいあります


縦の断面こんな感じで穴ぼこだらけ

この穴は外と各部屋繋がってるらしいです、そこでアメーバみたいなやつが一匹住んでます


次に横の断面
見事に削れてました

生長するにしたがって周りに殻を作るので巻貝のようになってます
これ見ると教科書に載ってるフズリナの化石によく似てます！フズリナも有孔虫で、大昔も今も中身は全然変わってない

針の断面は・・・特徴もなく穴だらけｗ

部屋と部屋を繋ぐ穴


有孔虫はすごい！綺麗な殻で綺麗な中身！
毎回感動するね！
以上！
次は星砂の断面作ります

寝ます
お休み野菜