花火の火花

と~~

2014年05月27日 13:33

大学の時、卒業研究以外で熱中してたことがあります( ̄Д ̄)ノ
道路に溜まっている砂の中から「花火の火花」を探すことですw
バカだろ?って思ってるかもしれないけど、今もたまに信号待ちの時に砂を採りますw癖で
でも本当に見たら綺麗だからよ(^○^)
実体顕微鏡で見るとこんな感じに普通にあります。真ん丸ちゃう⭕️

透過するとこんな感じに


これをせっせと集めて

たくさんになりますw暇人w

なぜこれを見つけたかと言うと
大学の時にクマムシを探していました
クマムシはコケに居るのでコケを採って来て探すんですが
岡山のアパート周辺、学校、隣の市の道路、石垣島のコケほとんどからこの「丸い何か」がありました。
最初は鉱物(石英)が風化して丸くなったのかなーと思ってたけど「ちょっと綺麗過ぎるし丸過ぎる」と思い、地学の先生に見せると見たこと無いと言われました。
その間にもコケが作ってるん(プラントオパール)じゃないか?、飛行機から出てるんじゃないか?、車から出てるんじゃないか?、宇宙塵(うちゅうじん)じゃないか?色々調べましたが分かりませんでした。
とゆうことで結晶構造と元素を知るために粉末X回折(XRD)と蛍光X線分析(XRF)をしましたが
結果は非結晶(ガラス状)と元素は地球の岩石とは全然違うもの(Siが主成分でBa,Li,Srなどが微量に)が出てきました。
それで丸いのは大気圏で燃えて空中で冷えて丸くなり、組成も地球の物じゃないとゆうことで宇宙塵説が強まっりました。
組成をよく見ると炎色反応の代表的なのばかり出てきて「もしかして花火じゃね?」って事になりあっさり納得してしまいましたw
それでGPSをもって岡山の祭りの時の打ち上げ地点から学校まで直線で4キロぐらいの道路の砂を採取しました。
篩い(ふるい)にかけte
0.05~0.1 mmの範囲の大きさの平均すると(大きい粒は遠くまで飛ばないため)遠くに行けば行くほど小さくなり個数も少なくなっていました。
それで打ち上げ花火が原因だろうって事になりました。
その後に、花火の影響がないような山奥の砂を採っても出てきませんでした。

めちゃくちゃ沢山降ってますw花火の時は食べ物食べない方がいいかもしれないですねw
電子顕微鏡で見るとこんな感じ






打ち上げ地点に近づくほど丸くなく、粒がくっつきあってミッキーマウスみたいなのが沢山いますよw

なんで丸いか?花火の火薬は星と言われて、団子や雪だるまみたいな感じで作るそうです。
小さい球状の粘土に火薬をくっつけて太らせて丸くするそうです。
その粘土が爆発した時に一瞬ドロドロに溶けて、空中で無重力状態で急冷します。
その時にガラスの表面張力( 出来るだけ表面積を小さくしようとする力)で丸くなると考えています。

それがどうした?っていう人が多数いると思うけど、こんなくだらない事から色々学ぶこともたくさんにありますよーw
身近に綺麗な物がたくさんあるから観察してみてねー( ̄Д ̄)ノ

仕事しよ
ばいばい












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